剣聖近衛十四郎(近衛さん映画祭関係)

生誕100年・・

降ってわいた(笑)影丸ブーム再燃(爆)のせいで、ここんとこすっかりサイトの更新にかまけてて(笑)ここがほったらかし状態なんやけど(^◇^;)、今日は久々にちょっとだけ・・

ご存じの方も多いと思うけど、来る6月7日から1週間、池袋の新文芸坐で、大友柳太朗さんの生誕百周年を記念した特集上映が行われるんよな(^_^)v
で、その中には、近衛パパが出演してる映画も「十兵衛暗殺剣」他、全部で3本(*^。^*)あるんやけど、今言いたいのはそのことやなくて、後2年後の2014年にはパパご自身も生誕百周年を迎えるということ(^o^)

だったらその時は、同様の特集上映を絶対やりたいよねん(^_-)-☆

・・って・・・いや・・実はこれはパパファンになってからこっち、毎年言うてるんやけど、今日5月24日は近衛パパのご命日なんで、この機会に決意を新たにする意味で再度書いてみた次第(^^ゞ

近年の素浪人シリーズCS再放送で、新たなファンも増え続けてる(←自分もそのうちの1人だっつの!!(笑))ハズやし、絶対待ち望んでる人達も多いと思う(^o^)

後2年かぁ・・・

きっとあっという間にやってくるような気がする・・・

とりあえず何とか貯金せななf(^ー^;
頑張ろうっと・・(^_-)-☆

Happy Birthday

近衛パパ(*^。^*)・・・というワケで

今日は近衛十四郎さんの98回目のお誕生日(^_^)v
最近、ちょいとばかり某影丸熱(笑)に浮かされてるσ(o^_^o)やけど(^^ゞ、無論今後も深く静かにファンしていくつもりだよん(^o^)
つい先だっても、シネマヴェーラで「忍者狩り」「十兵衛暗殺剣」を上映していて、ネット上に賞賛の声が上がってたのを読んでめちゃ嬉しかったわ(^o^)
これで又新たなパパファンが増えたかな(^_^)
あ・・けど、パパの殺陣の魅力は、これらの作品群と「血煙り街道」&素浪人シリーズだけじゃないのよんっ(^_-)-☆ということも、この際なんでしつこく主張しとく(笑)

ともあれ、あと2年で生誕100周年・・・記念すべき2014年に向けて、色々と盛り上がっていくといいなぁ・・・ってことで(^_^)v

高田宏治氏トークショー(←超暫定版f(^ー^;)

・・つか、とりあえずイントロダクションてことで(爆)

先日ここでも告知した、脚本家の高田宏治さんのトークショー、行ってきたよん(^o^)
いやも~ホンマに楽しくて、それ以上に有意義で、心から「行って良かった」と思える企画やった(^_^)v

御年77歳の高田先生は、とにかくお元気で(^_^)話し上手なうえ、ご本人が「生きた東映映画史」そのものでらっしゃるので、その語られる内容は多岐にわたり、しかもどれもが面白くかつ今となっては貴重なエピソードなもんで、それを生で聞けることに対する喜びはそらもうハンパなく(←これでσ(o^_^o)自身が邦画全般にもっと詳しかったら、更に楽しめたと思うんやけどなぁ・・残念f(^ー^;)、加えて、脚本家としての視点から、今の時代劇(←つか大河ドラマ)への的を射た批判や、脚本家を目指す人達へのアドバイスなどもあり、聞いていてなるほどと感心することしきりやった(^_^)

又、会場に集ったのも、「(都内の)名画座の未来は俺が(私が)守る!!」(←東映特撮ヒーロー調で(笑))みたいな(爆)、超濃ゆい(←もちろんいい意味で)メンバーがほとんどで、トークショー終了後、先生も交えた懇親会で、そんな方々とご一緒できて、名画座や邦画に関する色々なお話が聞けたのも嬉しかったよん(^o^)

で、早速レポを・・と思たんやけど、年のせいか(^◇^;)昼過ぎ帰宅後に疲れて寝てしまい(^◇^;)、とても今日のものにはなりそうもないんで、とりあえず超暫定版っつ~ことで、近衛パパ(近衛十四郎さま)に関する印象的なエピソードを1つだけあげとく(^^ゞ

○実は気が弱かった!?(^_^)

当時は脚本(第一校)があがると、主演スターさんにこの内容でいいかご意見を伺いに行ったらしいんやけど、高田さんにとって(クレジットされた)柳生武芸帳シリーズ第1作目「片目の十兵衛」の時、自宅に行ってみると既に近衛さんはぐでんぐでんに酔ってらしたんだとか(笑)
・・て、ここで、あれ??パパって大体いつも酔ってたんじゃ??とか、思っても~たσ(o^_^o)のことは、ちょいこっちにおいヽ(^_^;))といて((^。^;)ノ

何故かというと、それは「内容に気に入らないところがあるけど、それを素面(しらふ)では言えないから」
つまり、お酒の力を借りんと脚本家に注文をつけるのもできんくらい、気が弱いところのある人やった、と(^o^)

でもって、その時何が気に入らんかったかと言うと、実はその第一校には、十兵衛が山形勲さん扮する伊達政宗の動向を探りに行った際、正宗の肩を揉みながら(笑)様子を聞き出そうとする・・っつ~シーンがあって、

なんで俺がここで山形勲の肩揉まなあかんのや(メ-_-)

てことだったらしい(爆)
これ、話を聞きつつ思わずその場面(肩揉み十兵衛(^◇^))を想像して大ウケしても~た(笑)
高田さんご自身は、まだ書き方がよく分かってなかった(←近衛十兵衛っつ~キャラの、やと思う)と仰ってたけど、今となってはそのシーン、めっちゃ見たかったかも・・(笑)

つ~ワケでf(^ー^;
続きっつ~か正式版(←ていうほど大層なもんやないんでf(^ー^;、間違っても過剰な期待はしないでねん・・(;^_^A アセアセ…)は、今週末、無事に大腸内視鏡検査が済めば(爆)UPする予定(^_-)-☆

お知らせ(=^0^=)

先日来、主催者の方々もそれぞれにツイッターで告知されているので、遅ればせながらこちらでも・・ってことで

「剣聖近衛十四郎2011」開催っっ!!\(^O^)/

うう嬉しいよ~~~ん(=●^0^●=)(=●^0^●=)(=●^0^●=)

以下、林様から頂いたメールを転載・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

剣聖 近衛十四郎・シネマトライアングル共同開催
剣聖 近衛十四郎 2011
高田宏治先生トークショー
日時:2011年11月6日 13:30開場13:50開映 17:00終了予定
会場:TCC試写室
    〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号 
    03-3571-6378
    http://www.kokuei-tcc.co.jp/

会費:2000円

本年の「剣聖 近衛十四郎」は、「柳生武芸帳」「忍者狩り」等で近衛十四郎とも縁の深い脚本家・高田宏治先生をお迎えしてお話をうかがいます。
多くの名作脚本を手がけられた高田先生の創作の秘密に触れるまたとないチャンスです。

なお、当日は16ミリフィルムによる参考上映もございます。
皆様のご参加をお待ちしています。

TCC試写室は46名収容の小さな試写室です。事前のご予約をお勧めします。ご予約・お問い合わせは以下のアドレスまでメールでどうぞ。

konoe@cinema-triangle.com

ここまで・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

てことで、この記事で大喜びしてたのはこのためだったんだよん(*^。^*)

ええええ、もちろん参加しますがな(^_^)v
7月の新文芸坐以来の上京・・・楽しみ~~!!

あ・・超絶蛇足ながら(^◇^;)、大腸内視鏡検査はこの後にしてもろた(笑)
当初来週の予定やってんけど、何でも、検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除するんで、その後2週間は旅行禁止らしく、もしもの時のために、旅行が済んでからの方がいいですよ、と看護師さんに言われたもんで(^^ゞ

つ~ワケで、これで思い残すことはないわ(←ウソ(笑))
帰ってきたらまたレポする予定(^_-)-☆

永田哲朗さん&縄田一男さんトークショーレポ(その2)

気がつけば前回UPから早1ヶ月余り経ってしまいましたが(^◇^;)、永田さん&縄田さんトークショーの続きです。
もし万が一奇特にも待って下さっていた方がいらしたら、遅くなって本当にすみませんでした。
ではでは・・以下縄田一男さんが話された内容についてのレポです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

○きっかけは素浪人シリーズ
縄田さんにとって初の近衛さん体験は、やはり素浪人シリーズ(月影兵庫&花山大吉)だったそうです。
(←ウィキで拝見すると1958年生まれでいらっしゃるので、きっと同世代の人達のほとんどが同様だったんじゃないでしょうか)
そしてもちろん直ぐに好きになったものの、そのイメージが強烈だったので、同時期にテレビで放送される東映時代劇で、近衛さんが悪役をやっているのを見て、最初は子供心に大変なショックを受けたとか。
けれど、よく見ているうちに、悪役と言っても単純なワルではなく、主役と勝負をしたいが為に敵に回る、というパターン・・言わば剣のライバルという役所が多い、ということに気がつかれたんだそうで。

確かに、「きさらぎ無双剣」に「酔いどれ無双剣」、そして「主水之介三番勝負」でもそうですもんね。
そしてこれらの作品で近衛さんが演じているキャラクターは、どれもとても印象的で魅力的なので、そういう意味では、(縄田さんが具体的にそう仰った訳ではないですが)兵庫や大吉から入った少年(少女)近衛さんファンにとっては、随分と救われる思いだったんじゃないのかなぁ・・という気がしました。

ともあれ、そうやって近衛さんファンになった縄田さんが出会ったのが、永田さんが書かれた「殺陣」(1974年単行本発売)で、それを読んでますます近衛さんの立ち回りに魅了された縄田さんは、そこに書かれている「十兵衛暗殺剣」を始めとする近衛さん主演映画が、見たくてたまらなくなったんだそうです。
けれど既にテレビもカラーの時代、当時NET(現テレビ朝日)にあった東映時代劇映画の放映枠でも、モノクロ作品は全然やってくれず、故に「柳生武芸帳シリーズ」も全く放送される気配はなし・・
なので縄田さんは、どうにかして見たいという熱い思いを抱きつつも、永田さんの文章をもとにその動きをご自身で想像するしかない日々を過ごさざるを得なかったんだとか。
ところが、

○想い出の映画館
それからしばらくして、川崎にある映画館が、その「柳生武芸帳」シリーズを始め、色々な「通向け」の時代劇映画を、大量に特集上映してくれることになったんだそうです。
無論縄田さんは大喜び、しかも当時のぴあで、その上映の33枚綴り回数券!が読者プレゼントになっており、試しに応募してみたところ、見事当選という大幸運!!
その時学生だった縄田さん、それからは毎回足繁く通って、見たかった近衛さん作品(←中でも、逆手二刀流披露と永田さんの本に書かれている「竜虎活殺剣」は、見るのが本当に待ち遠しかったそう)を心ゆくまでスクリーンで堪能されたそうです。

けど、何故にその映画館がそんな特集を??と思ってしまいますよね。
実は、その頃そこで上映作品をセレクトするお仕事をされていた方が、大変な映画ファンで、「今上映しないとずっと埋もれたままになってしまうから」と、東映をはじめ各映画会社に熱心に掛け合って、ようやく実現した企画だったんだそうです。
そしてそして・・なんとその方も当日この会場にいらしてたんですよ!!
縄田さんが壇上から、僕の恩人と言ってもいい人なので、是非ここで紹介させて下さい、と仰ってお名前をお呼びになり、(はじめ遠慮されていましたが)それに答えてご挨拶されました。

ちなみにその方はこの時代劇特集だけではなく、その他様々な「マイナーだけど見どころあり」な作品を、その映画館で上映されたそうです。
これって本当に素晴らしいことですよね。
ああ・・巷には、こんなにも映画を愛する方がいらっしゃって、人知れず忘れ去られていく運命だったかも知れない作品を、改めて世に出して下さってるんだなぁ・・と、思わず胸の内が熱くなりました。

あ・・余談ですが、その方は品川さんのトークショーの時もいらっしゃってましたよ(^_^)
今回の映画祭は、他にも名画座の常連の方々や、時代劇通の方々も多数いらしてたみたいで、そういった人達の「濃い」お話を、上映の合間にもれ聞くのも楽しみの1つだったことを、ちょっと付け加えておきます(^^ゞ

○近衛作品を見るなら東映後期
さて、縄田さんによると、近衛さんの映画は、東映後期に見るべき作品が多いとのこと。
確かに、自分が知っているだけでも、後期「柳生武芸帳」シリーズとか「祇園の暗殺者」とか、色々と上げられると思います。
で、縄田さん曰く「初期のは、東映の普通の時代劇でも下の方(の出来)」なんだとか(^◇^;)
そう言えば、永田さんも、東映時代の近衛作品は内容はともかくとして、殺陣は見応えがあるものが多い、なんてことを仰ってたし、どうもおしなべて初期のものは評価が低いようです(^◇^;)

いやまあ・・確かに、内容を云々するより、純然たる娯楽時代劇と言った映画が多いのは事実なんじゃないかと思いますがf(^ー^;、例えば「柳生武芸帳」シリーズ1作目なんかは、ここで再三書いているように、めちゃくちゃらぶり~(*^。^*)な十兵衛@近衛さんが見られたり、「遊侠の剣客 片手無念流」も同様に、後々の旦那ズ(兵庫&大吉)に通じるおちゃめ(←死語(笑))演技がてんこ盛り(^o^)だったり・・で、個人的には大好きなんですよね。
なのでそう一括りにダメダメ扱いしちゃうのもどうかと・・(;^_^A アセアセ…

・・って、ま、ひとえにこれは、ファンとして近衛さんに何を求めるかの相違(爆)だと思うので、「一般的にはそうかも知れないけど、こういう見方もあるよん(^_^)v」というのを、この場を借りて密かに主張させていただきます(笑)

○むしろ関係者にこそ聞いてもらいたい!!(-_-メ)
最後のお話は、ちょいとばかり過激な!?内容なんですが。
縄田さん、ここに東映の関係者はいないよね?と前置きしたうえで、おもむろに曰く

「東映っていう会社はね、作ったら作りっぱなし(で後のことを全く考えてない)なんだよ」

と。
そもそも今回の近衛さん映画祭で、代表作とも言える「柳生武芸帳シリーズ」が、ラスト番外編の「十兵衛暗殺剣」しかない・・というのも、シリーズの他作品は、上映できるポジフィルムがない(詳細後述)から(-_-メ)なんだそうです。
無論その他「殺陣を見るのに最適な」初期作品なんかも。
つまりは、現在可能な作品を集めたらこのラインナップになった、ということで。

もちろん、それでも十二分に素晴らしいプログラムだったし、主催された林さんのご尽力によって、「悪坊主侠客伝」という、それまで埋もれていた作品までもがニュープリントで蘇った(←あ・・もち東映の懐は一切痛んでませんので、念のため(爆))のですから、それだけでこの映画祭が開催されたこと自体、大変な意義があったと思うのですが、むしろだからこそ、縄田さんや林さんにしてみれば、あの作品も入れたかったしできればあれも・・という無念の思いがあるみたいで、そういう話を聞くにつけ、「ホンマにもう・・!!(-_-メ)」と憤りを感じてしまいます。

更に縄田さんは続けて

「東映は(ポジフィルムを)直ぐにジャンクにしちゃうんだよね(-_-メ)」

とも。
実はこのことについては、事前にちょっと詳細を知っていたのですが・・・
つまり「柳生武芸帳」シリーズは、以前ソフト化された時に、東映ビデオさんによって全作ニュープリントされているらしいんですよ。
んでも、それらを今後保管するかどうかを、フィルムを管理している部門(同じ東映系列だけど別会社らしい)に聞いたところ、(他に同作品群のポジを持っていないにも関わらず)うちはいらないから破棄して欲しい、とあっさり言われたんだとか。
恐らくは税金対策なんじゃないかとは思うのですが、それにしても自社の過去作品に対する愛情の欠片もないですよね(-_-メ)
・・って、他にも色々と頭に来る話を聞いたんですが、これ以上書くと自分に歯止めが効かなくなるので(爆)もう止めます(^◇^;)

でもって、話を縄田さんの仰ったことに戻すと、現在欠番になっている月影兵庫@近衛さん版(・・とわざわざ書くのは、検索で来られた方の為です(^_^))も、どうも東映の対応如何で見ることができる可能性があるらしい、とのこと。
(←え~と・・縄田さんのお話はもっと具体的だったのですが、後で林さんに確認をとったところ、仰った中にはまだはっきりそうと分かっていない内容もある、ということでしたので、詳細を書くのは控えさせていただきますね)

そして、最近パソコンを買ったという縄田さん、使い方をマスターしたら、ネット上で「月影兵庫を全話見せて欲しい」という趣旨の署名を募ることも考えている、とも仰いました(^o^)
当然のこと、会場から大きな拍手が湧き起こったのは言うまでもありません。
もしそうなったら、私もできる限りの協力をさせていただきたいと思っています。

ということで。
「近衛のことを語り出すと止まらないんで・・」と縄田さんがいみじくも仰ったように、大ファンなお2人ならではの、とても充実したトークショーでした。
永田さん&縄田さん、素晴らしい時間をありがとうございました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ではでは、レポは以上で終了です。
最後までお読みいただいてありがとうございました。

Nagatasansign  ※こちらが当日永田さんにいただいたサインです(^^ゞ
ものは文庫版「殺陣」の見返し部分。
お忙しい中書いていただいてどうもありがとうございました(^o^)

そうそう、超蛇足ながら・・サインをお願いした時、女性で近衛ファンは珍しい、と驚かれ、また大変喜んで下さいました。
もちろん嬉しかったのですが、反面少々複雑な思いも。
ネットで見る限り、むしろ女性のファンが多いような気すらするのに、それってこういった場に参加する方が少ない、ということなのかなぁ、と。
折に触れて書いていますが、女性だから色々と制約があって参加できない、ということなら、とても悲しいことだと思います。
(「女性だから」誰かに遠慮しないといけない、なんてこと(がもしあるとしたら)、絶対におかしいですよね!?)

永田哲朗さん&縄田一男さんトークショーレポ(その1)

まずはじめに。

話の内容は全て、同日夜ホテルにて書いたメモに、私のなけなしの記憶を照らし合わせたもので、実際に永田さん&縄田さんが仰った言葉のとおりではありません。
また、トークショーから半月余り経っているため(^◇^;)、実際の進行に沿ったレポができるはずもなくf(^ー^;、今回はお2人が話された事柄を箇条書きにするという形をとらせていただきました。
すみませんが予めご了承下さい。

んでは、超不完全ではありますが、どうか暫しの間おつき合い下さい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

トークショーは、「悪坊主侠客伝」の後に行われました。
無論お2人も一緒に鑑賞され、映画終了後に舞台の上へ。
会場は、これまでと同じく補助イス、補助座布団(笑)使用の大盛況ぶりで、お2人が登場されると大きな拍手が。
舞台のセッティングも前回までと同じで、向かって左側に永田さん、反対側に縄田さんが着席されましたが、今回は司会はなく、言わばお2人による近衛さんフリートークとでもいった趣。
なにせごお二方とも筋金入りの近衛さんファンなので、終始熱い中にも和やかに(笑)話は進みました。

それでは、まずは永田さんが話されたことから。

○近衛さんはトカゲ
・・って、何のこっちゃらですが・・(;^_^A アセアセ…
永田さんは、子供の頃から映画館通いをしており、近衛さんのファンになったのはまだ7歳の頃だったそう。
当時の近衛さんには青年らしい溌溂さがあったというのが、好きになった理由だそうです。

で、その頃のB級映画会社(大都とか、新興キネマとか・・)には、それぞれウリがあって、(どれがどの会社かは忘れましたが)河童だったり、蝙蝠だったり、化け猫だったり、とにかくそのタイトルを付けた映画を量産していたのですが、大都映画の場合はそれが蜥蜴だったそうで(笑)、近衛さんもその名を冠した映画に何本も主演され、そのうち数本はご覧になったとか。
ちなみに、戦前の近衛さん映画は、全部で10本ほどご覧になっているそうです。

○若さ故の・・・
その頃の近衛さんは、言わば銀幕のアイドルとして、かなりの人気があったそうなのですが、やがて(1度目の)兵役に就くことになり、2年ほどスクリーンから去った後に登場したのが大乗寺八郎さんで、彼が瞬く間にスターになったため、近衛さんが戻ってきた時には、人気がすっかり逆転していたそうです。

その為か、近衛さんは大乗寺さんにかなり強烈なライバル意識を持っていたらしく、ある時ふとしたことから2人が喧嘩になり、何と近衛さんが大乗寺さんの鼻に噛みついて病院送りにしてしまったことがあったとか(爆)
う~みゅ・・それってやっぱ、後年の近衛さんからすれば、「認めたくないものだなぁ・・若さ故の過ちというものは・・」ってやつなのかもしれません(^^ゞ

ともあれ、そんなこんなで、当時のギャラも、大乗寺さんが300円に対して近衛さんが250円と、少し差を付けられていたそうなのですが、戦前最後の主演作である「決戦般若坂」の時には、同じ300円で横並びになったとか。
ちなみに、この時は近衛さんと大乗寺さんのどちらが主役の宮本武蔵を演じてもいいような状況だったらしいのですが、そこで近衛さんに白羽の矢が立ったというのは、当時近衛さんのことを可愛がっていた阿部九州男さんの後押しがあったからではないか・・とも仰っていました。

○高田さんのおかげです(爆)
永田さんによると、近衛さんは人に恵まれている、とのこと。
既に良く知られているように、近衛さんは戦後劇団を旗揚げして実演(地方巡業)を続けつつ、自主制作映画を作って復帰を目論んでいたのに、その資金を持ち逃げされて、やむなく端役レベルで再び映画に出演するのですが、その演技を見た松竹の大曾根辰保監督が気に入ってくれて松竹に入社、高田浩吉さんの敵役としてクローズアップされることになるんですよね。

でもって、誰がどう見ても近衛さんが負ける筈がないと思われる・・つまりは、高田さんの立ち回りが下手くそなので(^◇^;)、余計に近衛さんの上手さが際だって更なる注目を浴びるようになった訳で、永田さん曰く「高田のおかげ」だと(爆)
確かに、伝七捕物帖なんかを見ていても、これは絶対に近衛さんが勝つやろ~と思ってしまいますもんね(笑)
そういう意味では、高田さんは大恩人と言えるのかも知れません(^o^)

○テレビだけじゃダメ!!
後年、月影兵庫の大ヒットによって近衛さんがお茶の間の人気者になった時、その殺陣を評して「テレビ界の長嶋茂雄」とまで称える記事(←同一のものかどうかは分かりませんが、「蔵出し絶品TV時代劇」で近藤ゆたかさんが同様の表現をされていますよね)が出て、それをご覧になった永田さんが思ったことは、テレビ時代の近衛さんしか知らないのにこんなこと言ってるのか、だったそう。
これって反対に言えば、映画を見てから言って欲しい、っていうことですよね。

もちろん近衛さんは、兵庫や大吉の時も色々と見せ方を工夫されているので、それらもテレビ時代劇の殺陣としては素晴らしいのですが、やはりその真骨頂が発揮されているのは映画だなぁ・・と、私もつくづく思います。
これは近衛さんご自身の年齢や体調面といったことも大いに関係しているのではないかと思うのですが、ともあれ、テレビ時代劇でしか近衛さんの殺陣をご覧になったことがないファンの方がいらしたとしたら、是非とも映画時代の近衛さんの殺陣を(できれば劇場で)見てください!!と言いたいです。

ともあれ、そんな中でも特に東映作品は、内容的に優れたものは少ないけれどもf(^ー^;、殺陣を見るなら素晴らしい作品が沢山ある・・と、永田さんは仰っていました。
特に「十兵衛暗殺剣」は、1対1の対決を描いた作品という意味では、傑作といえると思うとも。
丁度いいことに、12月初旬にデアゴスティーニの時代劇コレクションからDVDが発売されますよね。
この機会に1人でも多くの方の目に触れることを願ってます。
(←他に「片目の忍者」もいいんですけどね。他にも殺陣を見るならいい作品一杯あるし。ホンマにもう・・リクエストしてんだからちゃんと放送しろやてよ東映チャンネル!!ってことで(爆))

○東映時代
けれど、結局東映は近衛さんの良さを生かし切れなかったのが残念だとも仰ってました。
例えば近衛さんには錦之助さんとの共演作が1本もないし、結局ずっと外様扱いで、監督も一流じゃなかった、と。
ある意味これは多くの近衛さんファンの方々の共通認識なのかも知れません。
でもまぁ・・それは今更言っても詮無いことなので・・それよりもむしろ、テレビに出演されたことでより多くの人々に認知され、特に当時子供だった人達の記憶にはずっと残り、その結果が今、この映画祭のような形で実を結んでいるというのは、もの凄く素晴らしいことなんじゃないかと、その方をむしろ喜びたいです。
・・って、遅れてきたいちファンのちょっとした感想でした(^^ゞ

以上で永田さんのお話については終わりです。
次は縄田さんなんですが・・とにかくレポを上げるのが遅れているので、いったんこのままでUPします。
続きはまた後日書き足しますので、どうかご了承のほど・・(;^_^A アセアセ…

後遺症!?

最近エアロバイクの友に、又花山大吉を見返してるんやけど、相も変わらぬ2人のやり取りを楽しみながらも、どこか大吉ワールド(笑)に没頭できない自分がf(^ー^;
あのな、大吉=近衛パパの動きだとか、お顔の様子だとかが、どうもいちいち気になって仕方ないねん(^◇^;)
・・有り体に言えば、(あっという間に)老けたなぁ・・と・・(;^_^A アセアセ…
いや・・というより、この頃はもうかなりご病気が進行してたんやろ~なぁ(>_<)・・っていう方がより正確かな。

う~みゅ・・これってやっぱ、十中八九映画祭の影響やと思うぞ。
言わばその後遺症(^◇^;)とでも言うべきか。
そりゃあな、ほぼ毎週スクリーンであれだけお元気なパパを見まくったら、どうしたってそれがデフォルトみたいになってまうって。
で、その目で大吉を見ると、初期の白黒バージョンの時でさえ、かなりの差があるように見えるんだよん。

もちろん実際の年齢の違いっていうのも大きいと思う。
けど、正直兵庫の時までは、そこまで大幅な変化は(個人的に)感じなくて、大吉になった途端、がくっ・・ていう印象やねんな。
で、以前雑誌か何かのインタビューで、小野監督(だったと思う)が「大吉の頃から、近衛さんが丼でも追いつかないぐらい、水を大量に飲むようになった」と語ってらしたと思うので、その記述とも一致するなぁ・・と。
無論、それ以前から見えないところで進行してたんだろうけど、具体的な症状として現れだしたということは、より深刻になってきたということで。

・・って、それを今更ここでどうこう言ったって仕方ないのは分かってるし、言うつもりもないねんけど・・そういうことを考えてしまうせいでキャラ萌えに徹せられないのはめちゃ辛いなぁ・・と(爆)

そのくせ見たいのは、兵庫より大吉なんやもん・・(^◇^;)
兵庫はこの前まで時専でやってたってのもあるし、何より何故か今、自分の中でかなり大吉半次(記号省略(爆))が盛り上がってるんで(^^ゞ、あれこれとサイドストーリーを妄想想像したいんだよう~・・(爆)
ああそれなのにそれなのに・・・(T-T)(T-T)(T-T)
う゛ぅ・・ここでも散々書いてるように、役者さんとキャラとは全くの別物として楽しむ、ってのが、この手の萌え(この手て・・(^◇^;))におけるマイポリシーf(^ー^;だってのに、それが出来んのは由々しき問題やで。

・・そのうち元に戻るやろか・・・(;^_^A アセアセ…

映画祭雑感

・・つっても、別に大したことを書く訳では全くなく(←て・・いちいち断らんでも、普段の文章読んでりゃ分かるかf(^ー^;)、今回の上京で思ったこと、感じたことの羅列なんやけど(笑)

まずはせっかく記念に撮ったんで写真など。

Konoe1 Konoe2 Konoe3
Konoe4 Konoe5 Konoe6

上の3枚はラピュタ前のディスプレイ場所のもの。
真ん中が全体で、左右はそれぞれをアップに。
毎回これを眺めてにんまりしてから、その横通路をちょっと入ると、下段左のように、入り口横でまたまた近衛さんポスターのお出迎え(*^。^*)だったんだよん(^_^)v

でもって、下段中央はラピュタ1階ロビーの様子。
2階の映画館は上映10分前に開場なんで、それまではここで過ごすことに。
写ってないけど写真左手の壁には、その時上映されているポスターが掲示されていて、マルベル堂から出てる、近衛さん&品川さんのブロマイドなんてのも売られてた(#^.^#)
(←もち近衛さん全種類ゲット(^_^)v あ、通販されてるの以外に、ややお若いときの私服バージョンが2種類あったよ(#^.^#))

んで、無論ここもしっかり近衛さん仕様(*^。^*)
・・けど、奥のポスターは、せっかくお花と共にアップで撮ったのに、今見たらピンボケしとった(>_<)
う゛ぅ・・何故にここまで写真下手なんだか・・(T-T) いや・・きっとカメラのせいやな(爆)
ちなみに右は、ラピュタまでの道のりに貼ってあったポスター。
大地監督のブログを読むと、期間中はもっとあちこちに貼られてたみたいやけど、超がつく方向音痴故、町中をふらふらするなんて芸当ができる筈もなく、これ1枚しか確認できんかった(^◇^;)
けど、これだけでも十分嬉しかったぞ。

あ~~この1ヶ月はマジ幸せだったなぁ~~・・・(*^。^*)
・・いや・・実は案の定、その反動で今やや燃え尽き気味という(爆)
丁度スマコン終了後の長女と同じ症状やで(^◇^;)
親子揃ってホンマにもう・・・(;^_^A アセアセ…

ともあれ、そんな1ヶ月間で印象的だったことは・・

その1
金目の刺身は旨かった(笑)

て・・全く近衛さんとは関係ないけど(^◇^;)、映画祭で上京したからこそ体験できたんで一応書いとく(笑)
金目=金目鯛って、専ら煮付け用の魚やと思っていて、実際それ以外の食べ方をした事がなかったんやけど、晩ご飯時の行きつけにしてた定食屋さんにお刺身があったねん。
で、それがまた、ほんのり甘みがあって、めっちゃ美味だったのよん(*^。^*)
お店の方に聞くと、関東の方では、珍らしい食べ方ではないものの、そこまでメジャーでもない、とのこと。
つまりそこがたまたま、刺身用として新鮮なのを仕入れてたということなんやろな。
ちょいあるのに気付くのが遅かったんが悔やまれるけどf(^ー^;、あまりに気に入ったんでそれからは3回連続で食べたよん(^^ゞ
次回上京時には又食べたいなぁ・・・

その2
深夜アニメは凄かった(笑)

て・・これも近衛さんとは・・(以下略(^◇^;))
4度目の上京時、台風のせいで急遽前泊することになり、高円寺のホテル(メッツ高円寺)に泊まったんやけど、そこはテレビ神奈川が入ってて、たまたま夜中に付けた時にやっていた、「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」っつ~ガイナックス制作のアニメが、そらもう凄かってん。
何つ~か、深夜枠なんでやりたい放題っつ~感じで、絵柄はアメリカのカトゥーンぽいのに、放送コードぎりぎりの下ネタ(下品&エロ)連発、けどその突き抜け方が潔くて、何よりセンスがええねんな。

なので、思わずおおっ・・と見入ってしまい、寝るのが遅なってしもたがな(^◇^;)
(←翌日が映画祭ラスト参加日だっちゅ~に・・(^^ゞ)
で、たまたま次女の好きな声優さんが出てたんで、後で「こんなアニメ知ってる?」とメールしたら、「知ってるよ。ネット配信してるんで毎回見てる」と。
流石は筋金入りのオタク(笑)、外さんなぁ・・と、我が娘ながら感心したわ(^^ゞ
調べたらBSで真夜中にやってるものの、録ってまで見ようとは思わんけど、最近の深夜アニメの隆盛の一端を見たようで、めちゃ印象深かったんで一応書いた・・ということで(^^ゞ

その3
悩んで体重減っていた(爆)

ま、どうでもええんやけどな・・ちょいと上京前にトラブった件の余波というか(^◇^;)
丁度3回目の上京前が人間ドックで、病院で体重計ったら、取り立てて運動も何もしてないのに、何と2kgぐらい減ってたねん(笑)
最近は何やってもなかなか落ちんかって、やっぱ年やから??と思ってたのに・・・
これにはマジびっくりしたわ。
それだけ気になってたということなんやなぁ・・・
いゃあ~~・・・思いの外繊細じゃん(^◇^;)>自分
とにかく、怪我の功名!?なんやから、何とかこのままキープさせるつもり(^_^)v

その4
世の中金やと悟っていた(爆)

いきなり何を・・って感じやけど・・・(;^_^A アセアセ…、やっとf(^ー^;映画祭に関係した話だよん。
とはいえ、これはあくまでも私個人の意見であることをまず断っとくねん。

あのな、今回の映画祭で漏れ聞いたり、小耳に挟んだりしたことを総合してみて、つらつら考えたんやけど、やっぱり制作会社にある程度意見を聞いてもらおうとするんだったら、それなりにこっちも、経済的な負担をせなあかんな・・・と。

実はこれは前々から思っていて、遡れば、その昔のアニメ&特撮マニア(←オタクに非ず)が、物は買わない(←キャラグッズとか)のに作品の内容批判ばかりする、と、制作会社やスポンサーに嫌われていたことに起因するのよん。
その当時、彼らの言い分を聞いて至極尤もだと思った(←何せその頃のマニアは、1人1人が批評家か!?っつ~ぐらい、ああだこうだと文句ばっか言ってたし(^◇^;))ので、それ以来、ファンとして意見を聞いてもらう為には、相手の利益も考えんと・・というので、ティガの時も、せっせと関連グッズを買い込んでたねん。

なので、近衛さんファンになった時も、好きやから放送してくれ、と徒に言うばかりじゃ埒があかん、てんで、市販されてる映画のDVDは全部買ったし、某東映チャンネルも2口契約して、その上でリクエストをしてたんだよな。
けど、今回あちこちで聞いた話を総合してみるに、並みいる制作会社の中でも、東映というところは、飛び抜けて筋金入りの(^◇^;)利益優先主義な会社なんじゃないかと(爆)
・・てことはつまり、金にならんことは見向きもせん、ていうことだよん。

ここでは書かんけど、その為に時代劇ファンとしてめちゃ悲しい&腹の立つ出来事も起こっているらしく、またそれ故に他の俳優さんのファンの中には、かなり無理をされて、自分の力で何とかしようとされている方もいらっしゃるんやけど、映画の上映待ちの時、ロビーでその方が、お知り合いの方に「こっちが出すものを出してるから、言いたいことも言えるんであって・・」等々と話してらっしゃるのをたまたま聞いて、やっぱりな、と確信したねん。

あのな・・想像やけど、多分あの会社は金出してくれてナンボであって、それ抜きの単なるファンの熱意とか、想いとかいうもんは、屁とも思ってないような気がするわ(爆)
そらな、資本主義社会やし、企業なら利益の追求が一番だろうけど、それが超絶ハンパなくて、その分人の心は遙か彼方に置き去りにしてるように思うぞ(爆)
(←その点、少なくとも昔の円谷プロは良かったなぁ・・・と)

て・・ええんかこんな事書いて・・(^◇^;)、とも思うけど、先に断ってるようにあくまでも個人の意見なんで、その点はよしなに(笑)
それに、そんなことはない!!というんなら、それに越したことはないんやし(笑)

ともあれ、そんなこんなで、今まで以上にそういう思いを深くしたんで、それならばこっちも・・という訳で、とりあえず4年後の「近衛さん生誕百年祭」に向けて頑張ることにした。
とは言え、何をどう頑張るかを、ここで書いてしまうとアホか・・と笑われそうなんで、それは心の中に仕舞っとくことにして、とりあえず自分にしかと言い聞かせる為にも、その宣言だけはしとく。

せめて、せめて「片目の忍者」と「片目水月の剣」ぐらいは、ニュープリントで見たいじゃん。
てことで・・・

見とれよ東○っっ!!(←無駄に伏せ字(爆))

雑感・・とか言いつつ、なんか過激(笑)になっても~た(^^ゞ
まっ、たまにはいっか~・・・

「悪坊主侠客伝」

Akubouzukyokakuden 先記事でもちらっと書いたとおり、本作は長きに渡って「幻」扱いされていたのを、この映画祭の為にニュープリントしたという、言わば今回のイチ押し目玉作品なんだよねん。
なので、元々見るのは楽しみだったんやけど、先に鑑賞した方々の意見をちょっとネットでチェックしていたら、「凄かった」とか「もう一度見たい」とか「何とも言えず不思議な作品」とかいう言葉で語られていたので、更に期待が高まっていき、台風で予定を繰り上げて上京したのを幸い、気合いを入れて2回鑑賞することに。

・・で、初回終了後の正直な感想。

・・・・・・(唖然として言葉が出ない)・・・・・
(しばらくして)・・な・・なんか分からんけど、もの凄いもん見たよ~な気がする・・
取りあえずもう1回見てからちゃんと考えよう・・・

そして2回目の感想。

どう言うたらいいか分からんけど、とにかくめったにない作品には違いないよな、うん。
いゃあ~・・でもマジ凄かったわ・・・

・・って、これじゃ何のこっちゃら??でまことに申し訳ない(^◇^;)
んでも、「異色作」という一言で片付けてしまうにはあまりに異色すぎて(爆)鑑賞時の衝撃(笑)が伝わらない気がしたんだよん。
とにかくどう書いていいやら・・・(;^_^A アセアセ…

あのな、コンセプトはずばり「近衛さん版座頭市」やと思うねん。
なんせ主人公の設定が「盲人の破戒僧」なんやもん(笑)
なので単純に考えれば、勝新の座頭市ヒットに対して、逆手斬りの考案者である近衛さん(と東映)が、元祖の力を見せてやる!!てな意図で対抗して作ったのかなぁ・・という感じではあるねん。
けど内容が・・(^◇^;)

会場でどなたかが、座頭市2、3作分の要素を詰め込んでごちゃ混ぜにしたような、みたいに形容されていて、きっとそうなんだろうとは思うけど、自分は座頭市自体に明るくないんで、例えるとしたら「この前次女の高校のオープンスクールに行った時、学食で食べた筑前煮」やな。

て・・んなもん誰も分からんがな・・!!(爆)
いや・・ちゃんと説明(笑)すると、その筑前煮、使ってる材料の数も多くて、元々の味付けも良かったのに、これでもかと煮まくったらしく、めちゃくちゃ濃いぃぃ~~味になっていて、なんか超絶身体に悪そうやなぁ・・と思いつつ、本来好きな料理ではあるので、もっと薄かったらええのに・・とちょい文句言いながら食べた・・と、そういうことだよん(爆)

だから、決して面白くなかった訳ではないんだよなぁ。
んでも、その濃さの度合いが強烈すぎて、ややついて行きかねるところがあるというか・・(笑)
あ・・ここで言う、「濃さ」には、「重さ」も入ってるんで。
とにかくこの映画、展開がとてつもなく重いねん。
ていうか、後半になるに従って加速度的に重くなっていき、ラストで唖然・・みたいな。

おまけに、近衛さん演じるところの主役、南無法華の鉄心がバリ大阪弁なキャラで、一見軽~いノリに見えるし、実際冒頭から暫くは、痛快とも言える筋運びなんで、見ていて余計に違和感の生じ方が大きくて、え゛ぇ・・そうくるか!?となってしまうという。

あ・・今更やけど、ストーリーは、「明治を舞台に、やくざ者と関わったばかりに目を失った鉄心が、居合いを身につけ復讐を誓う」(←ラピュタのパンフより)というもの。
これだけ読んだら、普通やん!?と思うかも知れんけど、なんせこの鉄心の業がハンパないんよな。
そらもう・・ドバ・アジバ(@イデオン)もびっくりの業の持ち主やで。
(←またこんな分かりにくい喩えで申し訳ない。でも、私的にこれが一番ぴったりくるもんで・・)
なので、ヒロインがいくら止めようと、その背負った業に導かれるかのごとく、次々と復讐(という名の人殺し)を重ねていってしまい、永久に救われることはなく(>_<)、そんな鉄心の前に現れる、フリーの殺し屋、通称「死神」(東千代之介さん)もまた、彼自身の業故にとうとう鉄心と・・となる訳で。
もうな、何度も書くけど、このラストシーンはマジ衝撃やった。

以上、多分見てない方にはよく分からないと思うんやけど、今回あえてネタバレせんように書いてみたんで。
というのも、そのうちきっと東映チャンネルで放送されると思うので、是非その折に各自でお確かめいただきたいなぁ・・と。
そらもう異色中の異色作なのは保証するよん。

ということで。
最後になっても~たけど、鉄心=近衛さんの居合いは、とても言葉では言い表せんぐらいの凄さで、ひたすら見惚れる格好良さだったことを付け加えとく(*^。^*)
しかもわざと左手で斬ったりして・・あれはきっと「どんなもんじゃい!!」っていう気概の現れだったんじゃないやろか。
ワンカットが長かったんで、スクリーンで素晴らしい殺陣を存分に堪能できて、そういう意味では本当に嬉しかったよん。

あ・・それと、映画自体にかなり流血カットが多くて、鉄心も血まみれ泥まみれになるんやけど、本作はそれプラス、彼の人間的弱さの描写もバッチリだったんで(笑)「ワイはダメな人間や・・」とか何とか言いつつ泣き崩れる鉄心=近衛さん、なんつ~シーンもあったりして(←しかもローアングル)、萌えサービス(爆)もかなりのもんやった(^_-)-☆
(←・・とはいえ、正直内容の凄さが萌えを凌駕しとったけど・・(^◇^;))

そうそう、近衛さんの大阪弁はほぼ完璧ながら、時々ンン??と思ってまうところもあった、というのも、広域関西圏の住民として(笑)一応書いとくわ。
あと、鬘被ってない千代之介さんは初めて見た(←除く鉄山将軍@バトルフィーバーJ)けど、かなり様になっていて、死神自体のキャラもめっちゃ立っとった、っていうのも忘れずに(笑)

ともあれ、今回こんな凄い作品がスクリーンで見られたことに、心から感謝したいと思う。
あ~・・早くCSで放送されないかなぁ・・

「三匹の浪人」

Sanbikinoronin 本作が、東映特撮の父、平山亨氏の2本目の監督作品なのは、もう既にかなり広く知られているところやと思う。

制作されたのが1964年と、既に東映時代劇が衰退した後で、撮影所の大リストラ敢行中だった岡田茂所長(当時)が、完全に時代劇制作を諦めさせる為もあって、試写後平山氏本人を前にして、くそみそに貶しまくった・・(^◇^;)というエピソードも何かで読んだけど、そんな背景があってのことなのか、本作は長きに渡って幻の作品扱いになっていたのを、つい数年前に平山氏のファンの方々が、お金を出し合ってニュープリントして上映会を開いたことで、やっと日の目を見たんだよねん。
なので今回上映されたプリントも、その時作成されたものやと思うよん。

ついでながら、この映画祭の目玉である「悪坊主侠客伝」も、今回新たに有志の方々の寄付によってニュープリントされたものなので、そういった努力があちこちで行われていることに対して本当に頭が下がると共に、自社の持つ貴重な過去の財産である筈の膨大な時代劇作品に対して、財産扱いしないどころか一片の敬意も払わず、徒にネガを劣化させていくだけしか能のない(ように見える)、某△マークの制作会社(爆)の拝金主義な経営姿勢には、怒りを通り越してほとほと呆れ果ててまうわ・・

・・って・・ありゃりゃ・・これは別記事で雑談っぽく書くはずだったのに、ついつい筆が滑っても~たかな(笑)
いゃあ~・・ちょっと言い過ぎちゃったかなぁ・・(^^ゞ(←超棒読み(爆))

て・・いい加減前書きが長くなりすぎたんでf(^ー^;本題に入ると・・
その制作会社傘下のチャンネル(爆)で放送された時(←上映会後すぐのことだったんで、今回の「悪坊主~」も多分近いうちにお目見えするんじゃないかと思う)から、どこかとぼけた中にもの悲しさが溢れる独特の音楽と、冒頭及びラストの砂丘のビジュアルがとにかく印象的だった本作、近衛さん演じる十一谷孫十郎(孫十)のキャラクターもちょいとクセがあって、単なる「豪快な素浪人」の枠には収まってないのがいい感じ。

何よりこの孫十郎、剣の達人じゃないんやもん(笑)
いや・・無論人並み以上に腕は立つけど、手練れの武士達には苦戦するという微妙なレベル(笑)だったりして、それ故に、「5人斬ったぞ!!あと5人・・!!」とか言って喜んでるのが、何とも言えず微笑ましかったり(*^。^*)
それにそもそも、正義の味方でも何でもなく、仲間の和尚(進藤英太郎さん)、辰(高津住男さん)と組んで、もめ事の起こっている宿場に現れては、かなりあくどい手段を使って金儲けをする・・というのを繰り返してきた、相当のすれっからしなんだよん。

で、そんな孫十達3人が、ヤクザの二大勢力が対立する村にやってきて、いつものように一稼ぎしようとしたものの、ひょんなことから3人別々に行動することになり、更には裏で糸を引く船奉行の悪事を知って、いつの間にか銭金抜きで奉行と対決する羽目に。
果たしてその結末は・・というのが、本作のおおまかなストーリー。

でもって、今まで散々人の道に外れたこともしてきただろう彼らが、ついつい柄にもなく義侠心のようなもの(笑)を発揮するきっかけになるのが、1人の少女とまだ若い娘の存在なんだよねん。
特に、孫十が客として上がった安女郎屋の相方の遊女(千原しのぶさん!いつ見ても綺麗(#^.^#))の娘お美乃は、ある意味本作におけるストーリーの要で、端的に言えば孫十は、彼女の直向きな視線にほだされて奉行と対決することになるんやけど、その彼女が好きだという蝶々の玩具が、彼の心理とリンクするかのように、要所要所で効果的に使われてるのが上手いなぁ・・と。

この孫十にしても、当初どこかに売り飛ばしてやろうと思っていた娘に、お兄さんみたいと言われてついつい情に絆され、挙げ句自身の命を落とすことになってしまう辰にしても、散々世間の裏街道を歩いてるんやけど、元々悪人に生まれついてるんじゃなくて、某かの理由で社会からはみ出しても~た訳で、それ故にこういう些細なことからでも、ふっとまともっぽい(笑)行動に出ることがあるんだろうな・・というのは、見ていてすんなり納得できるし、更に、そんな彼らの過去(実は3人共元は武士)を、辰の死後にさりげなく描写するシーンが、よりその行動に説得力を与えているように思う。

とはいえ無論単純なハッピーエンドになる筈もなく、ラストシーンはかなりほろ苦い幕切れなんやけど、それがまた独特の余韻を残す感じで、何ともいえん味わいのある映画やった(^_^)v
孫十をはじめ、メイン3人のキャラ立ちも良くて、彼と和尚のやりとりなど、見ていてかなり楽しかったし、船奉行は安部徹さん、腹心は戸上城太郎さんと、対する悪役の側もかなり分かりやすかったかも(笑)

そうそう、先にも書いたように、孫十は剣の達人設定ではないにも関わらず、上記2人をまとめ斬りするところは、まさに瞬殺って感じでめちゃめちゃ格好良かったよん(*^。^*)
それに立ち回り自体も多くて見どころ一杯やし、加えて後頭部を強打されて気絶(*^。^*)だとか、囚われの孫十鞭打ちシーンだとか(*^。^*)(←ここで歯を食いしばって耐えるんじゃなく、「痛いっっ!!」とか何とか喚くってのが、彼のキャラを如実に表しててええわ~(笑))、普段滅多に見られないシチュ(笑)の近衛さんがスクリーンで見られたのにも萌え萌えやった(爆)

尤も、気絶シーンの色気はイマイチやったけどな~・・(爆)
流石松方さんが「親父は色気がなかった」と言っただけはある(笑)
・・って、あれはそういう意味じゃないっつの!!(^◇^;)
・・・ていうか、こんな所にまでこないな事を書いて申し訳ないんやけど、これはもう性なんで(←毎度の言い訳f(^ー^;)どちら様もどうかひとつよしなに・・(;^_^A アセアセ…

あ・・最後になったけど、ネットで拾ったところによると、監督の平山氏は、孫十のキャラに関して随分色々と考えてらしたみたいで、彼の立ちションシーンを撮りたくて、「新境地を開くことになるから・・」と、相当粘って近衛さんを説得したけど、「俺は剣豪役者だから、そんなことは絶対しない」と、とうとうOKしてくれなかったんだとか。
それでも、今までと違う「そこそこな腕設定」に対して、近衛さんが文句1つ言わないのが、もの凄く不思議だったらしい、とのこと。
何でも今回、平山氏ご自身も本作をラピュタで鑑賞、ラストに感動されたそうで、氏がお元気なのが何より嬉しく、先の裏話とあわせて、ますます本作に対する愛着も増したのだった・・ということで(^_^)v