>「あの戦争は何だったのか」byTBS
て・・世間じゃクリスマスイブだったかもしれんが、子供達も大きくなると、長女は長女で「イブは宝塚(観劇)って決めとんや」などという言葉を残して出かけてしまうし(^_^;、次女は次女でいつものごとくソファでPSP(笑)という個人主義!?な我が家なのに加えて、せめてケーキぐらいは食べようか・・ってんで買った、ハーゲンダッツのアイスケーキ(←次女のリクエスト)までが、取りに行く時間が遅くて解凍できず(爆)、明日に持ち越しになる始末。
で、私も夫と出かけるよりは「柳生一族の陰謀」見たかったし(笑)、そういう意味では家族それぞれが思い思いに過ごせたという、真にもって有意義な夜だったワケで(^o^)
つ~ことで、先に宣言したとおり、その「~陰謀」の後、ソッコーで晩ご飯食べて観賞した件の番組。
(ドラマ部分。ちなみに第1部のドキュメンタリーの方は後日見る予定)
面白かったっす~~、いやマジで。
何つっても、作りがめちゃニュートラルやったのが好感度大。
番組的な方向性は反戦ながらも、変に偏らず、概ね事実に即した描写を心がけているように見受けられ、その分感想を視聴者の判断に委ねている様にも思えたかな。
つまりは、受け取り手(の思想)によって様々に解釈されうるってことで、昨夜から今日にかけてネットを彷徨ってみたところでは、やはり色々な意見が見て取れてかなり興味深かったんやけど。
んで、日本が開戦するに至った原因(めいたもの)として、マスコミによる扇動と、それに流されてしまい、事実を知ることができなかった-あるいはあえて知ろうとしなかった国民自身-っていうのも描かれていたりして、個人的にはこの辺に、この国の現在の状況に通じる危うさが見て取れたっす。
ちょい横道に逸れるけど、「知る」ことが大切、っていう観点から言えば、あの戦争に関しては、体験した方々が多くを語らないまま(ていうか語りたくないまま)亡くなってしまったことが、余計に今日様々なトンデモ思想(笑)を蔓延らせる一因になってるんじゃないかと思ったり。
身近な例で言えば、実父は満州出征、そして義父に至ってはシベリア抑留経験者やけど、2人ともほとんど当時のことは話さないまま鬼籍に入ってしまったもんなぁ・・。
(あ・・ちなみに私は父が40を過ぎてからの恥かきっ子(^o^)なんで、まだそこまでの年じゃないっすよ・・って、誰も聞いてないっつの!!(爆))
実父はお酒が止められず、そのせいで肝臓を悪くして、私が小学生の時に死んじゃったけど(^_^;、それにしたって、どうも復員後に飲むようになったみたいで、まるで「酒に逃げている」というか、今にして思えば、なんか出征時現地でよっぽど忘れたい「何か」があったんじゃないか・・って感じなんやけど、いかんせん生前何も語らなかったんで、真実のところはもう知る由もないし。
義父も又然りで、ふとした拍子に抑留時代の辛さをぽろっと(言葉少なに)漏らすことはあったものの、決して好んで話すっていう雰囲気じゃなかったし。
でも、思うにその「何か」が何であれ(実父の場合で言えば、例えば軍隊内での暴力とか、あるいはひょっとしたら現地の人々に対する横暴な振る舞い・・だったのかも知れん・・)、戦争がなければ起こりえなかったことだけは確かで、そういう、フツーに生活していたらこごくごくフツーだったはずの人間が、そんな様々の「普段じゃ考えられない」行動を起こすっつ~か、そういう心理状態になってしまう、っていうことこそが、戦争の怖さだろうと思うワケで。
これは何も日本人に限ったことではなくて、ロシア人だろうと中国人だろうと、あるいはアメリカ人だろうと本質的には同じハズなんで、だからこそ余計に、もう戦争はしたくない、と個人的には切に願うし、その為には過去も知った上で、マスコミの論調に変に惑わされないような自覚を持たないといけないな、と思うんだよねん。
閑話休題。
ドラマに話を戻すと、「A級戦犯でめっちゃ悪い人」な認識だった東条英機が、開戦決定を天皇に上奏する際に号泣したらしい、っていう事実を知っただけでもかなりの衝撃やった。
無論、このドラマに描かれたことが全てではないし、彼にも戦争責任があるのは歴然としてるんだけど、このシーンひとつを取ってみても分かるように、少なくとも今までのステレオタイプな描写とは一線を画する意欲作だったと思うっす。
でもね。
実は真に「面白かった」のは出演してる役者さん達の演技だったのよん!!(^o^)
もうね、これでもかっつ~くらい芸達者な方々が出てたんで、特に大本営連絡会議のトコなんて、セリフ無くても仕草等、それぞれに小芝居してたりして(笑)、それを眺めるのもまた一興、っつ~か、なんか舞台を見てるみたいで、ホント楽しかったんすよ。
(あ゛・・キム兄だけはね・・あのメンバーとじゃ、ちょい荷が重かったかな、と思ったっす・・(^_^; あと、高橋克典さんがどうしても只野仁に見えちゃう(爆)のと、阿部ちゃんの背の高さも・・(^_^; それと、たけしさんの演技についてはあえて言及せずにおこうかと。なんせ彼が東条英機を演じるというのがこのドラマの肝だし。何より存在感は抜群だったと思うしね)
まぁ、欲を言えばもっと長く会議シーンをやって欲しかったかな、ってのはあるんやけど。
ちょっと調べてみても、各々の発言部分はかなり削られているみたいやし(当たり前)、それをまんまあの「濃い」メンツでやってくれたら、どんなにか臨場感に溢れて見応えがあるかと、想像しただけでワクワクするって(*^^)v
(に、しても・・あんな一握りの人間達によって最終決定されちゃったのね・・日本の運命。なんだかなぁ~(^_^;)
もし今回放映に際してカットされた部分があるなら、そして将来ソフト化されるなら、是非ともそこを入れたノーカット版でお願いしたいっす。
んで、肝心の目黒さん演じる塚田参謀次長なんやけど。
平野さんの杉山参謀総長との、新旧ウォーバックスコンビ(爆)(ミュージカル「アニー」ね(^。^))でバリ開戦派っていう感じでしたな。
けど、事前にちょ~っと調べたところじゃ、必ずしも「戦争したら勝てるぜ」と思っていた訳でもなかったらしく・・。
「開戦しても見通しは明るくないんで、平和解決の道はないかとみんな考えてるんやけど、かと言って「心配せんでも、戦争が長引いたら責任取ったる」と言える人間はおらんし、現状維持も不可能なんで、結論としては開戦止むなし、っていうことになるんや」
っつ~趣旨のことを言ってるみたいなのに(無論こんな言い回しじゃないっすよ(笑))、ドラマじゃそこまで突っ込んで描かれてなかったんで、そ~ゆトコが全く伝わらなかったのは、ちょっち不満かな。
ていうか、そもそも他の方々の背景もほとんど分からなかったぐらいなんで、これは時間の関係上仕方がなかったのかもしれんけど、ならせめて、公式サイトの相関図で写真をクリックすると、その人物像についての説明が出る・・とかの工夫をして欲しかったかな。
あくまで(あの時代に詳しくない)一般視聴者の意見なんですが。
ともあれ、全体的な感想としては、繰り返しになるけど、久々見応えのあるドラマを見たな、っていうものでした。
早速TBSさんにも感想メール送っといたよん。プラス再放送とソフト化のリクエストも。近い内にまた見られることを願ってます(^-^)
そうそう、超蛇足ながらひとつだけ。
塚田参謀次長のお名前は、「攻」と書いて「おさむ」と読むらしいんやけど、何度見ても「○○」と読んでしまう私・・(爆)
やっぱ性!?!?
で、その度に昔に思いを馳せては、「30年前に演じてらしたキャラ(あくまでキャラっすよ、念のため)は、(個人的観点からすると)あんなに「反対語」なのになぁ・・としみじみしてたり・・(爆)
・・て、相変わらず脳味噌腐ってるけど、自覚はあるんでそっとしといてねん>ALL(再爆)
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